【脱・引っかけ宣言】スリクソンZXiドライバー評価|左を消して叩きに行ける操作性がヤバい!40代が本音レビュー
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「今日イチ!」 芯を食った最高の感触とともに、そう確信したティーショット。 しかし、白球は美しい放物線を描いたかと思うと、無情にもフック回転を始め、左の林へと吸い込まれていく…。 「なんでだ…!」 ティーイングエリアに響き渡る、自分への怒りと失望の声。 あなたも、そんな 「引っかけ」や「チーピン」 の悪夢に、毎ラウンドうなされてはいませんか?
- ヘッドスピードには自信があるのに、左のOBが怖くてフィニッシュまで振り切れない。
- スライス対策の「捕まる」クラブを試したら、逆にチーピンが止まらなくなった。
- もっと自分のスイングで、ドローやフェードを打ち分けたいのに、クラブが勝手に左へ行ってしまう。
その魂の叫び、かつて引っかけ地獄の釜の底で煮え繰り返っていた私、飛ノ玉彦には、 足の匂いが腐った竹輪 くらい、よぉーく分かります。 何を隠そうこの私、ゴルフ歴25年、ハンディキャップはなんとかシングルを維持しておりますが、一時期はドライバーを持つことすら恐怖でした。
ウィークグリップにしたり、オープンスタンスにしたり、カット軌道を意識したり…あらゆる対処法を試しては、余計にスイングを壊し、迷宮の奥深くへと迷い込んでいったのです。
そんな暗黒時代に一筋の光を差し込んでくれたのが、今回ご紹介する 「スリクソン ZXi ドライバー」 でした。 だからこそ、断言します。この記事は、巷に溢れるメーカーの提灯記事ではありません。
私が 自腹でZXiを購入 し、何百球と打ち込み、時には絶望し、そして最後には歓喜した、血と汗と涙の記録です。 この記事を最後まで読んでいただければ、以下の全ての疑問と不安が、雲ひとつない青空のように晴れ渡ることをお約束します。
この記事を読むことで、以下のことがわかります👇
【深掘り解説】 なぜZXiは「捕まりすぎない」のか?その設計思想とメカニズム
【データ公開】 ZXiの弾道は本当に左に行かないのか?衝撃の試打データ分析
【完全比較】 ZXi vs ZX5 MkII vs ZX7 MkII。引っかけに悩むあなたが選ぶべきは、一体どれ?
【プロの調整術】 ZXiの性能を120%引き出す、おすすめカスタムシャフトとセッティング
【最終結論】 あなたは今すぐZXiを手に入れるべきか、否か。
もう二度と、左のOBにスコアカードを破り捨てたくなるような思いはさせません。 この記事を読み終えた時、あなたは「左の壁」の恐怖から完全に解放されているでしょう。
そして、自分のポテンシャルを100%解放するスイングで、今まで見たことのない強弾道を手に入れる。 そんな新しいゴルフライフの扉を、私と一緒に開きましょう。
目次
- 【結論】スリクソンZXiは“引っかけ撲滅”ドライバー!左を恐れず叩ける操作性が神レベル
- 【試打データ公開】スリクソンZXiの弾道を徹底分析!本当に左に行かないのか?
- 【徹底比較】ZXi vs ZX5 MkII vs ZX7 MkII 買うならどれ?フッカー目線の最終結論
- スリクソンZXiを120%使いこなす!おすすめカスタムシャフトと調整術
- 総評まとめ
では、なぜこのスリクソンZXiが、我々引っかけに悩むゴルファーにとって“救いの神”となり得るのか。 その 心がカルピス原液みたいになった 引っかけ地獄から抜け出せる、秘密のメカニズムを紐解いていきましょう。 いきなりですが、断言します。
【結論】スリクソンZXiは“引っかけ撲滅”ドライバー!左を恐れず叩ける操作性が神レベル
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このスリクソンZXiドライバーは、 「パワーはあるが左へのミスが怖い」と悩むフッカーや、自分のスイングで球を操りたい中上級者にとって、まさに“最終兵器” となり得る一本です。
あなたの引っかけは「優しさ」が原因だった?
そもそも、なぜ引っかけは起きるのでしょうか。 もちろんスイング軌道も大きな要因ですが、クラブが原因の場合、その多くは 「捕まりすぎる」 ことにあります。
現在、市場に出回っているドライバーの多くは、アベレージゴルファーの悩みである「スライス」を解消するために、重心距離を短くしたり、重心角を大きくしたりして、 ヘッドが自然に返りやすい(捕まりやすい)設計 になっています。
これはスライサーにとっては、まさに救いの神。
しかし、私たちのようにヘッドスピードが速く、自分で球を捕まえる技術のあるゴルファーがこのタイプのドライバーを使うとどうなるか? もうお分かりですね。
インパクトでヘッドが 必要以上に返りすぎてしまい 、ボールは無情にも左へ突き刺さっていくのです。 良かれと思って搭載された「優しさ」が、我々にとっては「大きなお世話」となり、悪夢の引っかけを生んでいたのです。
ZXiの“捕まりすぎない”3つの秘密
スリクソンZXiは、その「大きなお世話」を徹底的に排除したドライバーです。 ゴルファーに媚びるのではなく、ゴルファーの意図を忠実に再現することだけを考えて設計されています。
その“捕まりすぎない”秘密は、大きく分けて3つあります。
- アスリート好みのコンパクトなヘッド形状 構えた瞬間に、その違いは明確に分かります。ZXiのヘッドは、近年の460ccフルサイズのドライバーに見慣れた目からすると、 一回り小さく、引き締まって見えます 。 この洋ナシ形状の美しいヘッドは、見た目の格好良さだけでなく、操作性の向上に大きく寄与しています。 ヘッドがコンパクトなため、振り抜きがシャープになり、自分の意図した通りにヘッドをコントロールできる。 つまり、 クラブが勝手に仕事をしすぎるのを防いでくれる のです。
- 過度な捕まりを抑えるニュートラルな重心設計 ZXiは、意図的に重心距離を長く、重心角を小さく設計されています。 これは、ヘッドの返りを意図的に抑えるためのセッティングです。 インパクトでヘッドが過度にターンしないため、 左への巻き込みを物理的に防ぎます 。 これはまさに、引っかけに悩む我々が待ち望んでいた性能。 まるで、暴れ馬を乗りこなすための手綱を、我々自身に委ねてくれるような感覚です。
- サイドスピンを激減させる低スピン性能 ZXiのもう一つの特徴は、強烈な低スピン性能です。 これはスリクソンが誇る「リバウンドフレームMk-II」や「スターフレームクラウン」といった技術の賜物。 バックスピンが少ないため、ボールは風に負けず、前へ前へと突き進む強弾道になります。 そして重要なのは、 バックスピンが減ると、フック回転やスライス回転といったサイドスピンも同様に減少する ということ。つまり、曲がり幅そのものが劇的に少なくなるのです。
これらの要素が三位一体となることで、「左を恐れず、思い切り叩ける」という、ZXi唯一無二の個性が生まれるのです。 これはもはや、ただの道具ではありません。 あなたのゴルフを 次の次元へと引き上げてくれる、最高のパートナー ですよ。
言葉でどれだけ説明しても、「本当かよ?」と疑いの眼差しを向ける方もいらっしゃるでしょう。 論より証拠。ここでは、私が実際に弾道計測器を使って計測した、生々しいデータをお見せします。 比較対象として、私が以前使っていた、典型的な「捕まり系ドライバー(A社モデルXとします)」のデータも並べてみました。
【試打データ公開】スリクソンZXiの弾道を徹底分析!本当に左に行かないのか?
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私の平均ヘッドスピード(HS)は45m/s前後。ご覧ください、この衝撃的な違いを。
いかがでしょうか。
全ての数値がZXiの優秀さを物語っていますが、特に注目していただきたいのは 「サイドスピン量」 です。
捕まり系のモデルXでは、-550rpmという強烈なフックスピンがかかっています。これでは、フェアウェイ左サイドに打ち出しても、セカンドが打てるかどうか…。ナイスショットが、一転してトラブルショットになる典型的なパターンです。
一方、ZXiを見てください。サイドスピンはわずか-80rpm。これは、 ほぼストレートに近い、美しいドローボール が出ていることを意味します。
私自身、計測中はこの違いに愕然としました。 「こんなに違うのか…」と。 ZXiは、私のヘッポコスイングでも、ボールが左に滑っていく感覚が全くないのです。 むしろ、少し逃がしてくれるような感覚すらある。
だから、安心して体の回転でボールを捕まえにいける。その結果、ヘッドスピードも上がり、ミート率も向上し、最終的な飛距離も バカみたいに伸びる という、最高の好循環が生まれるのです。
データは嘘をつきません。 ZXiが「左に行かない」というのは、単なる感覚論ではなく、 物理的な事実 なのです。
「ZXiが左に行かないのは分かった。でも、ZX5とかZX7はどうなんだ?」 そう思われる方も多いでしょう。スリクソンのドライバー選びは、この兄弟モデルの比較こそが最も悩ましく、そして楽しい時間でもあります。 ここでは、引っかけに悩むあなたの視点から、3つのモデルを徹底的に比較し、最終結論を導き出します。
【徹底比較】ZXi vs ZX5 MkII vs ZX7 MkII 買うならどれ?フッカー目線の最終結論
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オートマのZX5、マニュアルのZXi
一言で言うなら、 ZX5 MkIIはオートマ車、ZXiはマニュアル車 です。
ZX5 MkIIは、非常に寛容性が高く、ドローバイアス設計なので、何もしなくても自然にボールが捕まってくれます。スライスに悩むアベレージゴルファーにとっては、これ以上ない武器になるでしょう。しかし、我々フッカーが使うと、その優しさが牙を剥き、左へのミスを誘発する可能性が高くなります。
一方、ZXiは全ての操作をドライバーに委ねます。曲げたくなければ真っ直ぐ振る、ドローを打ちたければインサイドから入れる、フェードなら少しカットに打つ。その 意図を忠実に再現してくれるのがZXi です。
悩ましい存在、ZX7 MkII
ここで少し厄介なのが、ZX7 MkIIの存在です。 このモデルは、ZXiの操作性とZX5の寛容性を良いとこ取りしたような、非常にバランスの取れた優等生です。
ZXiほど尖ってはいませんが、十分に操作性も高く、それでいてミスヒットにもそこそこ強い。 では、なぜ私がZX7ではなくZXiを選んだのか? それは、 「徹底的に左を消したかった」 からです。
ZX7も素晴らしいクラブですが、やはりZXiと比較すると、ほんの少しだけ捕まる要素が残っています。そのわずかな差が、大事な場面での安心感に繋がると私は考えました。
「中途半端な優しさは、かえって迷いを生む」 そう判断し、最も尖った性能を持つZXiに全てを賭けることにしたのです。
結論です。
もしあなたが、
- とにかく1ヤードでも左に行くのが嫌だ
- 自分の技術で球筋を完全にコントロールしたい
- クラブに助けてもらうより、クラブを支配したい
と考えるなら、選ぶべきは 間違いなくZXi です。
ZX5やZX7は、あなたにとって優しすぎる可能性があります。
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ZXiという最高のヘッドを手に入れたなら、次はそれをあなたのスイングに完璧に合わせ込む作業が必要です。ここでは、飛ノ玉彦流のセッティング術をこっそりお教えします。
スリクソンZXiを120%使いこなす!おすすめカスタムシャフトと調整術
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シャフト選びは「叩ける先調子」か「安定の元調子」か
ZXiの純正シャフト「Diamana ZX-II」も非常に優れたシャフトですが、より高みを目指すならカスタムシャフトは必須です。 フッカーがZXiと組み合わせる場合、方向性は大きく2つあります。
- さらに叩きに行きたい!飛距離追求型 このタイプの方におすすめなのは、 先端剛性の高い、いわゆる「叩ける先調子・先中調子系」 のシャフトです。例えば、フジクラの 「VENTUS TR BLUE」 や、三菱ケミカルの 「TENSEI Pro Blue 1K」 などが挙げられます。手元側のしなりでタメを作りつつ、先端が暴れないので左を恐れず思い切り振り抜けます。ZXiのヘッド性能と相まって、 魂が右斜め45度に飛んでった感じ の、とんでもない飛距離が期待できますよ。
- 安定性重視!曲がり幅抑制型 飛距離よりも、とにかくフェアウェイキープを優先したい、という方には 「手元調子系」 のシャフトがおすすめです。代表格は、フジクラの 「VENTUS BLACK」 や、グラファイトデザインの 「Tour AD UB」 でしょう。シャフト全体が粘るようにしなり、タイミングが取りやすくなるため、ミスの幅を格段に抑えることができます。ZXiの操作性の高さと組み合わせることで、まるで狙撃銃のように、ピンポイントでフェアウェイを狙っていけるようになります。
「カチャカチャ」を制する者はゴルフを制す
スリクソンのアジャスタブルホーゼル、通称「カチャカチャ」は、ただの飾りではありません。これを使いこなせるかどうかで、ZXiは神の武器にも、ただの棒にもなります。
基本として、引っかけに悩む我々は 「FLAT」 のポジションを試すべきです。 これはライ角をフラットにする設定で、捕まりをさらに抑える効果があります。
標準ポジションでまだ左が気になる方は、まずここから試してください。 さらに、フェースアングルも調整できます。
「HIGHER」にすればロフトが立ちフェースはクローズに、「LOWER」にすればロフトが寝てフェースはオープンになります。 基本はスクエアの「SQUARE」で良いですが、その日の調子に合わせて微調整するのも面白いでしょう。
ちなみに、現在の私のセッティングは
ロフト:9.5度 ライ角:FLAT シャフト:VENTUS TR BLUE 6X
です。ご参考までに。
総評まとめ
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長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。 最後に、スリクソンZXiドライバーとは何なのか、改めて総括します。
このドライバーは、 「ゴルファーに挑戦を求める、孤高の相棒」 です。 決して、誰にでも笑顔を振りまく八方美人ではありません。
その門戸は、自らのスイングと真摯に向き合い、高みを目指す者だけに開かれています。 「捕まりすぎない」という、時代の流れに逆行するかのようなその性能は、我々フッカーを長年縛り付けてきた 「左の恐怖」という名の呪縛 から、完全に解き放ってくれます。
リバウンドフレームMk-IIが生み出す圧倒的なボール初速。 アスリート好みのヘッド形状が生む、意のままの操作性。
そして、何よりも「思い切り叩ける」という、ゴルフ本来の快感。 これら全てを手に入れた時、あなたはきっとこう思うはずです。
「これが、俺の本当の実力だったのか」と。 このクラブは、あなたに少しの勇気と、スイングへの探求心を求めてきます。
しかし、その先には、スコアカードの数字だけでは測れない、ゴルフの新たな喜びと、まだ見ぬ自分自身との出会いが待っています。 引っかけに悩み、自分のポテンシャルを解放できずにいる、すべてのゴルファーへ。
まずは一度、試打だけでもしてみてください。 あなたのゴルフ人生を変える一本が、きっとそこにありますよ。
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